【文房具屋さん大賞2019】大賞はスティックのり!現場のプロに選ばれた新作!

文房具屋さん大賞って?

毎年たくさん発売される新商品の中からその年に話題を集めたものを
”現場のプロ”である審査員が選んだ文房具の頂点が、文房具屋さん大賞!
2013年にスタートし、今年で7年目。
審査員や各メーカーより推薦のあった文房具の中から、
デザイン、機能、アイデアごとにポイントをつけ、総合点で頂点を極めた「大賞」をはじめ、
「デザイン賞」「機能賞」「アイデア賞」「各部門賞」が決められています。

誰が審査しているの?

審査員は8社8名。
・石丸文行堂
・コーチャンフォー
・TSUTAYA
・東急ハンズ
・ノベルティ研究所
・丸善ジュンク堂書店
・有隣堂
・ロフト
から選ばれたプロ中のプロが審査に当たっているそうです。
新商品からまず約1500点の文房具をノミネートし、審査員が採点。
さらにいろいろなステップをふんでそれぞれの賞が決定するんだそう。
自腹でも欲しい!そんな文房具が集結しているんですね。



大賞は、のりの常識を変えた「文房具界の風雲児」だった!GLOOスティックのり(コクヨ)

今回大賞に選ばれたのは、スティックのり。
佐藤オオキ氏を中心に設立されたデザインオフィス「nendo」との
コラボレーションから生まれました。
なにしろおしゃれ。
白いボディーにかわいいロゴがシンプルなデザインです。

機能も秀逸。
スティックのりといえば円形のイメージですが、これはなんと四角形なのです。
今までの丸いタイプだと角の塗り残しがでていましたが、これで解決!
四角形にすることで危ぶまれた、気密性の低下という構造上の欠点も、
丸と四角の部品を組み合わせることで克服した、というのもアイデア抜群!

さらに、スティックのりのふたって、上記の通り、気密性を高めるために、
本体とのすきまがなくて開けにくい。
でも、こののりはなんと、片手で開けられるんです!
ふたの上部にでっぱりが作ってあって、そこに指をかけて押し上げれば、OK!
このでっぱりのおかげで、立てて置いたときの安定感もあるように思います。

また、本体は四角いので、ころころ転がってデスクから落ちてしまう、
なんていう心配もなくなりました。

スティックのりの「色が消える」「しっかり貼る」という2つの機能も
ちゃんとそろえております。
2つのタイプで、3つのサイズが展開されています。

そんな素敵なスティックのり、「さぞやお高いんでしょう?」と思いますよね?
いやいや、実は、おしゃれでかっこよくて、機能的にもばっちりなのに、お手頃価格!
Sサイズは10gで130円です。

私はさっそく「色が消える」タイプのSを購入しちゃいました。
一番気に入ったのは、ふたが開け閉めしやすいこと。
従来のスティックのりは、気密性を高めるために本体とふたのサイズがぴったりしています。開ける時はひねりながらあけるのにかなり力がいるし、
閉めるときはふたの収まる部分につかないように気を付けなくてはいけませんでした。
ですがGLOOは片手でも開けられる、といううたい文句の通り、
ふたの突起部分に指をかけて押すことで楽に開けられるんです。
最初にあけたときは「お~」と声が出ちゃいました。

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文房具屋さん大賞にとりあげられたものは、どれも気になるものばかり。
またチェックしていきたいと思います。