ぺんてるの「ハイブリッド」からミルキーとラメカラーが限定発売！

ゲルインクペンの草分けといえば、ぺんてるの「ハイブリッド」！という人は多いのではないでしょうか。
長く愛されているハイブリッドの魅力を探りつつ、新しく発売された商品にも注目しちゃいます！

中性ボールペン「ハイブリッド」との出会い

私が初めて「書きやすーい！」と感動したペンが、ぺんてるのハイブリッドでした。
それまでに手にしていたボールペン（今思えば、油性ボールペン）は、インクがたまったり、書きムラができたりして、いまいち使いにくい！と感じていました。
あと、個人的になんですが、インクがどれくらい残っているのか、見えるような軸が好みなのです。
インクの残量によって予備の芯を準備しとかないといけないと思っていましたし、透明で中が見えるというのデザインがとにかく好きなのでした。

ですが、当時、お店で見かける軸が透明なボールペンは、いかにもな事務用品のデザインでした。
キャップとインクを詰め替える部分がインク色のもので、軸が細く、握りも無駄な力が入ってしまいます。
うら若き女子としては、デザイン性を重視し、インクが見えない、軸に絵柄がついているようなデザインのものを選ばざるを得ませんでした。

おしゃれで書きやすい！画期的な「ハイブリッド」

ぺんてるの「ハイブリッド」は、1989年に発売されました。
このペンは、ストレスだった書き味、デザインを一気に解決してくれたんです！
当時ゲルインクという発想がなかったので、それまでの油性ボールペンと比べて、「これまでのボールペンと全然違う！」というイメージがダイレクトに感じられました。
紙の上にサラサラと書けるという、機能面はもちろん、軸だけではなくキャップを含めて全体的に透明で、なんだかおしゃれ。
デザインの面でも、すぐに私のハートをぎゅっとわしづかみ。
それからは黒、赤、青と3色そろえてペンケースにいつも入っていたのを覚えています。

ハイブリッドとは、

異種の雌雄の間に生まれたもの。雑種。混血。混成物。
一般に、異種のものの合成物。複合。

「精選版日本国語大辞典」より

とある通り、このペンのネーミングは、油性ボールペンと水性ボールペンのいいところどりをしていることを伝えているものです。
最初は「ザ・中性」というネーミング案もでたそうなんです！
ネーミングが違っていたら、また受ける印象もだいぶ変わりますよね。
「ザ・中性」だったら、バリバリ日本ぽいデザインだったのかなぁなんて、想像しちゃいました。
「ハイブリッド」という名前、改めて考えてみると、商品にピッタリです！

「ハイブリッドミルキー」の販売、そして・・・

その後、「ハイブリッド」は時代の流れを商品開発がすすめられました。
1996年に販売されたのが「ハイブリッドミルキー」です。
色を混ぜ合わせ、パステルカラーを作れるし、写真にも書けるという画期的なペンです。
当時流行し始めていたプリクラに書けると、高校生に爆発的に人気が出ていたそうです。
私は残念ながら、あまりプリクラをしていなかったので、ご縁がなかったのですが、「混ぜる」ことを自分でできるのは面白いなぁと思いました。
そして、最近ではパステルカラーの「ハイブリッド」は販売されていませんでした。

その後、ほかの多くのゲルインクボールペンの登場により、私の筆箱からハイブリッドが消えました。
すこしインク色が少し薄く感じたのです。
書きやすく、インク色も濃くて持ちやすい、そんなゲルインクボールペンが増えたのはうれしいのですが、最近ではご縁のなかった「ハイブリッド」でした。

が、しかし！！
先日文房具店をチラリとのぞくと、黒字に鮮やかなインクのペンがずらり！！
近寄ってみると、なんと「ハイブリッドミルキー」の限定商品でした。
色は、パステルグリーン、パステルピンク、パステルブルー、パステルバイオレット、パステルホワイトの5色。
そして、同じく限定で、「ハイブリッドデュアルメタリック」の5色も！
色は、ブルー＋メタリックグリーン、ピンク＋メタリックピンク、バイオレット＋メタリックブルー、ゴールド、シルバーです。
復刻版と併せて7色ずつの発売です。

https://twitter.com/sujiya_corp/status/1153899163551072256?s=20

今月の文具新商品その⑤#ぺんてる × #ホールマーク #ハイブリッドゲルインキボールペン

あの定番ゲルペンに限定カラー登場(^｡^)
パステルとメタリック、お好みはどちらでしょう？#都立大 #100均 pic.twitter.com/dp1n5CdAgj

— CASAのてんちょ (@casa_1_tencho) July 18, 2019