消しゴムコーナーでパッと目を引くのがMONO(モノ)ではないでしょうか!
今日はモノの世界へぐぐーっと注目してみましょう!
MONO消しゴムの歴史は?
MONOは、株式会社トンボ鉛筆から発売されている消しゴムのブランド名です。
青と白と黒のラインがトレードマークですね。
その歴史は1963年までさかのぼります。
MONOという名前はどこからつけられたのでしょうか。
その語源はトンボ鉛筆のホームページに掲載されていました。
MONOは「唯一の、比類なき」などを意味するギリシャ語「monos」が語源。その名は、1949年から開始した芯改良プロジェクトにより生まれた、「1ミリ立方に80億個の粒子を持つ」革新的な芯を特徴付けるものでした。
(株)トンボ鉛筆ホームページより
そう、そもそもMONOは鉛筆のブランド名だったんですね。
そして、MONO消しゴムはなんとダース売りしていた、鉛筆のオマケだったのです。
初登場は1967年。
改良された最高級鉛筆「MONO100」の発売に合わせて、消しゴムでよく消えるというアピールに、ダースに1個ついていたのが始まりでした。
その消しゴムがよく消えると評判になり、単体のプラスチック消しゴムとして販売開始しました。
ぴしっとお行儀よく整列したダースの鉛筆は、私も小学生の時、大人っぽくてあこがれて、誕生日に買ってもらったことを思い出しました。
知らず知らずにMONO消しゴムを手にしていたんですね。
私が子どもの頃は、小学生へのプレゼントは鉛筆、というのがわりと多かったんです。
プラスチックのケースに入った名前が刻印された鉛筆と消しゴムセットは、ちょっと使うのがもったいない気もしながらも、ちょっと自慢したくて、学校にもっていっていました。
今は鉛筆のダースは基本紙ケースですから、すこしさみしいなぁ。
消しゴムMONOの種類はどれだけある?サイズ一覧や値段もここでチェック!
MONOの消しゴムの種類は多岐にわたっています。
ここではその種類を一挙にご紹介します。
MONO消しゴム
いわゆるスタンダードなMONOの消しゴム。
サイズ違いが5種類、また、ラインのみで文字が入っていないものもあります。
また、遊び心満点なのが、MONOの消しゴムモチーフの紙箱に入ったものも!
一番小さいサイズのMONOが18個入っています。
ペンケースや使うシチュエーションによって、選べるのがうれしいです!
以下はスタンダードのサイズ一覧です。
型番 | 縦(mm) | 横(mm) | 幅(mm) | 値段(税抜き) |
PE-01A | 17 | 43 | 11 | 60円 |
PE-03A | 20 | 55 | 11 | 80円 |
PE-04A | 23 | 55 | 11 | 100円 |
PE-07A | 31 | 74 | 12 | 200円 |
PE-09A | 37 | 79 | 14 | 300円 |
ちなみに、私はデスクで、3番目の大きさのPE-04Aを使っています。
やはりスタンダード、使いやすいです!!
大きさも、程よい大きさなので、手に持った時になじんで使いやすいですよ~。
割れにくさもほとんど感じられません。
ある程度の大きさのあるPE-07AやPE-09Aは、消しゴムはんこ用にもおすすめです。
彫刻刀も入りやすく、何しろお手頃価格なので、初心者から使えるのもうれしいです。
大きい消しゴムは学生時代に、クラスの男子が某芸人の「大きくなっちゃった!」を消しゴムでやってました(笑)
全然受けてませんでしたが(汗)、消しゴムの大きさに、みんな「おー!」となってました。
モノライト
軽く消せることから名がついています。
スタンダードよりも細長く、パッケージデザインも黒の分量が少なくて、青がぐっと際立ったものとなっています。
サイズは2種類です。
型番 | 縦(mm) | 横(mm) | 幅(mm) | 値段(税抜き) |
PE-LTS | 16 | 52 | 11 | 60円 |
PE-LT | 22 | 72 | 13 | 100円 |
学生時代これ使ってました!
性能云々よりもデザインで、ついつい手に取りました(笑)
でも、実感としてはスタンダードのものと違いを感じられませんでした。
(私の力が強いから・・・?)
消える性能もスタンダードと同じくらいです。
でもリピートはしなかった消しゴムです。
モノスマート
ノートの文字を消すことをターゲットに開発されたモノスマート。
ノートの罫に合わせて、薄型になっています。
型番 | 縦(mm) | 横(mm) | 幅(mm) | 値段(税抜き) |
ET-ST | 17 | 67 | 6 | 100円 |
こんなに薄くて、すぐに割れちゃいそうだなって心配していたのですが、思った以上にしなって、いい感じ♪
角がきちんと使えるので、細かい部分も消しやすいのがうれしいです!
薄型のペンケースでも収まるのがうれしいです。
100円ショップでも販売していましたので、目に留まる機会は多いと思います。
モノ消しゴム [ブラック]
消しゴムって、消せば消すほど、本体が黒くなっちゃいますよね。
綺麗に使いたい、そんな声を形にしてくれたのが、コレ。
本体が真っ黒なんです。
パッケージは、青白黒のMONOカラーではなく、銀白黒でちょっと大人っぽい印象に。
サイズは2種類で、スタンダードの01、04に対応した大きさです。
値段も同じく、60円、100円(税抜き)となっています。
モノ エアタッチ
ライトよりもさらに軽く、「消し感ゼロ」と銘打っている消しゴムです。
白を基調としたデザインで、軽さが表現されています。
中空マイクロカプセルと特殊配合オイルによって、紙と消しゴムの摩擦を軽減して、より軽い力で消せるのだそうです。
型番 | 縦(mm) | 横(mm) | 幅(mm) | 値段(税抜き) |
EL-AT | 23 | 55 | 11 | 100円 |
実は消しゴムの軽さって、ライトのときにも感じられなかったので、この商品もどうなんだろうって疑心暗鬼でした。
ですが、これは確かにするする消せる気がする!
あくまで体感なのですが、最先端の試みを実感できました!
モノ ノンダスト
こちらも青が基調のデザインとなっている、ノンダスト。
消しゴムの最大のデメリット、消しクズがばらばらにならずにまとまるんです。
消しゴムにくっつくので、後片付けが簡単なのです。
型番 | 縦(mm) | 横(mm) | 幅(mm) | 値段(税抜き) |
EN-MN | 26 | 40 | 12 | 100円 |
うたい文句をきいて、これも実は「あやしい~」って思ってました。
こんなにまとまるもんか、って疑ってましたよ。
でも使ってみてビックリ!ほんとにまとまります(笑)
授業中など、なかなかゴミ捨てに行けないときに大活躍です。
モノ ダストキャッチ
待ってました!の商品です!
本体の汚れ対応の黒色の消しゴムであり、ノンダスト以上に消しクズがまとまるといういいとこずくめの消しゴム!
型番 | 縦(mm) | 横(mm) | 幅(mm) | 値段(税抜き) |
EN-DC | 23 | 55 | 11 | 100円 |
デザインは白ベースで、本体の黒とコントラストがきれいなデザインで、CATCHのCの文字は、MONOシリーズ初のオレンジ色が使われています。
めちゃめちゃ使い勝手がよいので、お気に入りです。
できたら、この素材で、モノスマート作ってほしい~!
モノノック3.8
MONOのノック消しゴム登場~。
一見シャーペンのようなのですが、細かい部分が消せるスグレモノの消しゴムです。
透明ブルー、透明ピンク、透明グリーンと、カラフルな色味がとってもかわいいです。
消しゴムの直径は3.8mm、本体の長さは134mm、値段は100円(税抜き)です。
つめ替え用の消しゴムは4本入りで100円(税抜き)です。
この1文字だけ消したい!そんな場面で大活躍してくれます。
中学生のプレゼントにもおすすめです。
モノスティック
モノノックはとても細かい部分を消すためのものなのですが、こちらは中細タイプ。
見た目は円柱状で、一見サインペンのような外観です。
軸のデザインは、MONOカラー、ブルー、ピンクの3種類。
消しゴムの直径は6.7mm、本体の長さは130mm、値段は200円です。
つめ替え用の消しゴムは1本入りで100円(税抜き)です。
安定感のある太さの軸なので、消しやすい!
一文字消しもできますが、ノートに書いた行を消す、なんて時におすすめです。
クリップがついていないので、ペンケースの中では存在感をひそめていますが、いざというときに頼れる相棒となることうけあいですよ~。
モノゼロ
超極細の先端で、狙った部分をしっかり消す!
そんな職人的な奴が、モノゼロです。
ノック式の本体に、先端が2.5mm×5mmの角型、直径2.3mm丸型の2種類から選べます。
本体の軸も、MONOカラー、ブラック、シルバーの3種類から選べます。
本体の長さは120mm、値段は350円(税抜き)です。
つめ替えはどちらも2本入りで、150円(税抜き)です。
MONOシリーズのなかではちょっとお高めです。
ですが、私のペンケースにいるのは角型MONOカラー軸です。
細かい部分はもちろんなのですが、ある程度の範囲を消すのもばっちり!
細いから消しゴムが折れやすいかと思いきや、今まで折れたことないですよ~。
性能の良さでこのお値段でも納得できますよ!
クリップ部分もそんなに大きくないので、ペンケースでもきちんと収まってくれています。
必要な時に登場する、頼れるヤツなのです。
モノワン
ゼロの次はワンの登場です。
短いペンタイプなのですが、こちらはノック式ではなく、くり出し式。
自分の好みの長さでストップできるので、出しすぎて消すときに折れちゃう、なんてことも防止できますよ。
モノスティックと同じ太さの消しゴムですが、長さが75mmと約半分です。
また、握り部分にラバーがあるので、滑らずに使うことができます。
この商品は、中の消しゴムのバリエーションが豊富なのがうれしい!
スタンダードはMONOカラー、ブルー、ピンク、オレンジ、グリーンの5種類。
そのほか、エアタッチ、ダストキャッチバージョンもあります。
値段はどれも150円(税抜き)。
とってもいいとこずくめなのですが、私的にイマイチ部分はキャップ!
すぐに消したい、っていうときに、キャップが邪魔になってしまいます。
そして、転がってしまったが最後、見つけられない可能性が高いです・・・。
すぐものをなくす私にとって致命的・・・。
いっそ、キャップなくてもいいんじゃないかとも思っちゃいます。
ともあれ、とにかくそれぞれの消しゴムのいいとこどりしてくれているスティックタイプの消しゴムはとても貴重な存在です。
キャップについては、ぜひ改良してほしいですね~。
おすすめのMONO(モノ)はこれだ!!
サイズや使用感、値段など、総合的に見た私的おすすめは・・・
描いた絵を消す、など、広範囲な部分を消す場合におすすめなのは、モノダストキャッチ!
計算間違いの数字を直す、など、ピンポイントな部分を消す場合は、モノゼロ(角型)!
学生さんなど、ノートに書いた文字を消す場合は、モノスティック、モノスマート!
です。
スタンダードはもちろん使いやすいのですが、今回のおすすめは、性能に注目してみました。
めちゃめちゃ種類のあるMONO消しゴムなので、選ぶ楽しさもありますよね!
MONO消しオリジナルカバーを作っちゃおう!
MONOのカバーをオリジナルにする、というのが流行っているそうです。
私も消しゴムを使っていると、だんだん消しづらくなってくるので、いつもちょきんと切り取っていました。
でもそうするとデザインもイマイチ崩れてしまう・・・。
そんなときはオリジナルのデザインのカバーはいかがですか?
手軽につくれるものから、パソコンをつかって、本格的なものまでご紹介します。
マスキングテープなどでオリジナルカバーをつくろう
<準備するもの>
消しゴム
色画用紙(100均にあるものでOK)
マスキングテープやカラーペーパー、折り紙など
両面テープやテープのり
梱包用の透明テープ(100均にあるものでOK)
ハサミ
シャーペン
ものさし、せんひき
MONOのデザインではなくなりますが、どんな大きさの消しゴムにも対応できるのがこの作り方。
とても簡単に作れますよ~。
①まずは消しゴムのサイズを測って、色画用紙にラインを引きます。
②ラインを引いたら、その線に合わせて切り、さらに消しゴムに合わせて転がしながら折り目をつけていきます。
③マスキングテープを少し長めにはり、余った分は裏側に折り返して貼ります。
のりしろとなる部分にはマステを貼らないでおきます。
ひっくり返すとこんな感じ
表はこんな感じです。
④そして、のりしろ部分となる部分には両面テープを貼り、少し△に角を切り取ります。
⑤折り目をつけながら、両面テープ部分を下になるように貼り、形を整えます。
固定してから、梱包用透明テープでカバーします。
⑥消しゴムが出ている部分側の四隅の角を切り落とします。
⑦できあがり~。
MONOと同じデザインでオリジナルカバーをつくろう
ウェブで紹介されている消しゴムケース作成サイトから作成することができます。
色や文字の変化をさせることができますよ~。
<準備するもの>
MONO消しゴム PE-01シリーズか、PE-03シリーズ
L版の写真用紙
両面テープやテープのり
梱包用透明テープ
ハサミ
パソコン
カラープリンター
まるでそのまま売っていたかのようなクオリティ!
MONOカラーのラインもいろんなオリジナルカラーでできるのはとても魅力的です。
こんな感じでできました!
MONO消しゴム50周年記念キャンぺーン!限定モノピンバッチに注目!
50周年を迎えたMONOがキャンペーンを実施しています!
その名も「これであなたもMONO知りキャンペーン」!
5種類の動画をツイートするとプレゼントに応募できるというもの。
こんな素敵な商品に応募できますよ~。
動画には楽しくてためになる情報が満載です!
ぜひアクセスして、ツイートしてみてください。
私は断然MONOリュックでツイートします!!
初代から5世代のモノ消しをセット記念「モノピンバッチ」付
本セットは1969年発売の初代モノ消しゴムから2000年までの 4世代のスリーブ(紙ケース)を復刻した消しゴム4個に、現行品とほぼ同じ製品※1個を加えた消しゴム5個に、周年記念「モノピンバッチ」=写真右=1個をセット。化粧箱入りのギフト仕様に仕上げました。
※セット中製品は「50th ANNIVERSARY SINCE 1969」が記載されています。
5期(5個)のモノカラーを通じて、学習・受験・業務・創作など“書いて消して”歩んだ半世紀に思いを馳せます。
本セットの希望小売価格は税別600円(税込648円)。販売数量は限定4万5千セット(個)です。トンボ鉛筆ホームページより
ええ、これは革命的な商品なんです!
過去のMONO消しゴムのデザインが一気に手に入るチャンスなんですよ~。
こうしてみてみると、微妙にデザインが変わっていくのが面白いですよね。
デザインの流行を取り入れたり、機能性を高めるための工夫をしたりと、消しゴム一個に熱い思いが伝わってくるようです。
そして、なにより、このセットについてくるピンバッジがたまらなくかわいい!!!
私、絶対保存用と使う用で2セット買います!
みなさんもお見逃しなく!!
たくさんの種類から、選べる楽しさもあるMONO消しゴムは今年で50年。
常に新しく画期的なMONOから、今後も目が離せませんね!